ENGAGEMENT 噛み合わせ

花田⻭科医院では、噛み合わせの異常が原因での治療に力を入れています

花田⻭科医院での治療方針は、⻭科医療の基本でもある⻭の噛み合わせに基点をおいております。
「噛み合わせ不全やそれから発生する身体のバランスに重点をおいた治療」を行っております。

このような症状はありませんか?

  • 顎の関節が痛む
  • お口の中に⻭磨きがしづらい場所がある
  • 口を大きく開けられない
  • 食べ物が噛みにくい
  • 慢性的な肩こりや片頭痛がある
  • 顔や体に歪みがある
  • 詰め物やかぶせ物がよく壊れてしまう

噛み合わせ治療とは?

噛み合わせた時に歯同士の接触バランスの崩れが身体全体への歪みが発生することがあります。この歪みの許容範囲は個人差が有りますが、限界を超えると身体の変調、不調を起こすことも有ります。
またTCH(Toothe Contact Habit)といって、日常の生活習慣癖による常時歯同士の接触による身体への不定愁訴などの影響もみられます。
噛み合わせ時の歯同志の水平的な接触、垂直的な接触、接触による捻じれは、三次元的に変化しています。⻑い歳月の生活習慣で、私達は一定のリズムを形作り習性となっています。このような癖を治すことは、なかなか難しく、意識して噛むことが必要となります。このような癖が身体に歪みを起こし、バランスが崩れると、身体に不具合や変調が起きてきます。なかには原因不明でいろんな症状を訴える不定愁訴をこじらせて、次第に心の病へと進行し、身体の不調の訴えが周りの人達にも理解されなかったり、いろんな人達にいたわりの気持ちや優しさで接されても、精神面にまで及んでくることで、精神的にダメージを被られることもあります。
バランスのとれた噛み合わせで改善されてくると体調も良くなり、気持ちも向上し、精神的にも充実されてこられます。

調和のとれた噛み合わせで確立できること

  • 身体への免疫力の増強の
    確立と安定維持
  • 脳内血流の増大による
    老化防止の確立と安定維持
  • 顎偏位による顎の傾きや
    顔貌変形からの改善の確立と安定維持

顔の歪みは気になりませんか?

⻑い期間にわたり生活習慣が定着することにより、顔貌に歪みがおきます。
気になる顔の歪みがある方は、噛み合わせの悪さが原因かもしれません。

  • 噛み方による習慣で上下口唇のズレ
  • 口角が変形
  • 鼻の曲がり
  • 片方の目が小さくなる
  • 一重になりやすい
  • まゆ毛の位置が片方下がる

食事はよく噛めていますか?

よく咀嚼(噛むこと)することは、脳への血流が促進され、お子さまでは落ち着きが出て学力が向上し、感情も豊かになり、ご高齢の方では、ぼけ防止という具合に、口と脳では密接に関わっています。
現代の人は噛まなくなってきています。それは高カロリーの軟性食品・加工食品が中心になってきたからです。以前は歯ごたえのある食品が中心だったのが、現代では敬遠されてきた為に品数を減らしてきてます。中高年の方も食料品の変化で以前ほど噛まなくなってこられたようです。しかし、子どもの頃は⻭ごたえのある硬い食品を噛んだ記憶は思い出されるでしょう。親からはごはんをよく噛むように言われたものでした。しかし、現代の子どもや若い人達は幼い時から、よく噛まない食生活を経験して今に至っているため、顎の発育、発達が不十分になり、ちいさな顎に⻭が並びきれずに乱ぐい⻭、⻭並びの悪い⻭列による、噛み合わせ不全(うまく噛めない)がおき、噛む筋肉を含む顔全体の筋肉の発育、発達不良で、おむすび型顔貌や顔がゆがんだ変形顔貌と⻭並びや顔の美容にも影響が出ます。

当院の噛み合わせ治療

痛みの原因を検査で探る

初診では視診や歯周ポケットの検査、レントゲンや口腔内写真の撮影など、様々な検査が必要です。また、咬合紙を使用し、歯が強く当たっている箇所を確認します。必要に応じて、寝ている時の姿勢や頬杖の有無などもヒアリングし、噛み合わせの不調や痛みの原因を明らかにするための情報を集めていきます。

日常生活の癖を解消し、根本から解消する

噛み合わせのバランスが乱れる原因として、日常の何気ない癖が関係している場合があります。検査結果から生活習慣や癖に原因があると判断した際は、意識的な改善を一緒にめざし、噛み合わせに負荷をかけにくい状態に慣れていただくことが必要です。
定期的に通院し、経過を観察しながら、体や噛み合わせの変化を確認します。

かぶせ物の調整や部分矯正、全顎矯正により、噛み合わせを改善

治療によって噛み合わせを改善することも可能です。歯の形を調整したり、合っていない被せ物を交換したりなど、部分的もしくは全顎的に噛み合わせを矯正します。本来の適切な状態へと戻していき、違和感を覚えない快適な状態を作り上げていきます。

噛み合わせ治療の流れ

  1. Flow01

    ヒアリング

    患者さんの訴えを詳細にわたりお聞きしていきます。
    お気軽にご相談ください。

  2. Flow02

    噛み合わせ時の歯同士の接触を診ていきます

    噛み合わせが不調な場合、歯の動揺、回避する様な噛み方、違和感、頭や首の周りの筋肉の張りなどが起きてくると、酷い場合には顎の関節にも影響が出ることもあります。
    この状態を明確に見届けることで、正しい診断による適切な治療が行える大切なことです。下顎の偏位は3次元的な歪みです

  3. Flow03

    治療の前処置

    ⻭周病の改善、むし⻭の改善、⻭列矯正の治療を必要に応じて行う場合もあります。

  4. Flow04

    噛み合わせの治療

    下顎の歪みを取り除き、安定した位置へどのようにして誘導するかをスプリント装置でシミュレーションを行い、その下顎位がその生体の中で一番安定した生理的な位置であることを確認し、これより直接⻭への処置を行っていきます。

⻭は健康な身体のバランサー

毎日の生活の中で噛み合わせの機能がおかしくなっていても、神経や筋肉の機能がそれらを補い、不都合もなく、慣れている状態です。その状態で放置してしまうと、頭を支える頸部筋肉の疲労から、頸椎→胸椎→腰椎→仙椎に歪みがでて、姿勢を悪くし、様々な症状を発症する危険性が十分に考えられます。
症状が悪化してからの治療は、精神的なダメージや時間・費用に大きな負担がかかります。そのため、症状が進行する前に噛み合わせの調整を行うことで、日常生活がより良いものへとなっていきます。
また、しっかりと噛むことで、脳への血流が増え、脳細胞の活性化が促進されるため、ぼけ予防や集中力を養い、学業成績のレベルアップに繋がり、生涯の生活にいい影響を与えることができるのです。

患者さんからよくある質問

お悩み

歯が数本なくとも今は日常生活に支障は出ていません。
しかし、以前ほかの歯医者さんから「治療しておかないと、歯が傾いてかみ合わせが変わるためほかの歯にも影響が出ます。先々全身の健康に影響が出てきますよ。」と言われました。
今の健康ブームに乗って、無理やりやらされている感じがありますが、本当に入れ歯などの治療をしないと健康に影響が出るのですか?

当院の回答

歯には歯根膜というセンサー機能があり、噛みやすい位置を自然と調整しています。 しかし歯がない、噛み合わせが悪いと、その調整が出来ず、口の開閉筋や首周辺の筋肉のバランスが悪くなり、偏頭痛、肩こり、頸肩腕症、腰や膝に痛みが発症することがあります。

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